ご出産の方へ

無痛分娩

Epidural Labor

無痛分娩について

当院では、希望される方に無痛分娩をおこなっています。

無痛分娩とは、陣痛の痛みを麻酔薬による鎮痛作用にて緩和・消失させ出産する方法です。

当院では、硬膜外麻酔による無痛分娩を実施しています。
硬膜外麻酔とは、背中(硬膜外腔)に細いチューブを入れて、チューブを通して背中から麻酔薬を注入する方法です。

陣痛を感じた時点から鎮痛作用のある麻酔薬を少しずつ注入していきます。

麻酔薬を持続的に流すことが出来るので長時間にも対応可能です。

無痛といってもすべての感覚がなくなるわけではなく、お母さんの意識ははっきりしており、いきみながら出産し、出産直後の赤ちゃんを抱くこともできます。痛みを和らげる以外は通常のお産と変わりありません。

分娩取り扱い実績 (2025年)

年間分娩数
1439件
無痛分娩件数
457件
帝王切開件数
282件

無痛分娩は予約制となっております。
費用は通常の分娩料金に加えておよそ9万円〜となり、分娩方法や医療処置の内容により異なります。

よくあるご質問

陣痛が始まり痛み止めを使用したいと感じた時から薬を流し始めます。
自然分娩と比べると、痛みは感じないか、かなり緩和されます。
ただし、効果発現には個人差があり、痛みの感じ方は産婦さんそれぞれです。
医師と相談しながらお薬を流していくので分娩中は気兼ねなくスタッフに声がけしてください。
当院での無痛分娩は、あらかじめ日程を決めて入院する「計画分娩」にて行っています。 硬膜外カテーテルを留置した後、当日もしくは翌朝から陣痛促進剤を使用して分娩誘発を行います。
原則として、母児の安全を最優先し平日昼間の施行をしていますが、それ以外の土日祝日等についても安全性が確保できる場合は対応可能です。(時間外加算あり:土曜日+5万円、時間外・日祝日+8万円)。 一方で、深夜帯など緊急対応が困難な場合については、学会の勧告に基づき、安全性を最優先して判断いたします。 以上につきまして、ご理解のほどお願い申し上げます。
入院の時期は妊婦健診の状況に応じて決めていきます。多くの方は38〜39週頃に入院されます。
入院期間には個人差がありますが、経腟分娩の場合は通常5〜6日程度が目安です。麻酔投与当日に分娩となる方もいれば、誘発に時間を要し数日かかる場合もあります。
また、分娩の進行状況によっては吸引分娩や帝王切開へ切り替わることがあり、その場合は入院期間が延びることがあります。
適応の可否は外来での問診・診察により決定します。

以下に該当する場合、無痛分娩は適応外となることがあります。
1)経腟分娩が不可能、または危険と判断される場合
 • 多胎(双胎以上)
 • 胎位異常(骨盤位・横位)
 • 既往の子宮手術(帝王切開、子宮筋腫核出術後の妊娠など)
 • 経腟分娩が危険となる胎児異常
 • 胎盤位置異常(前置胎盤)
2)凝固機能に問題がある場合
 • 血小板数が10万未満
 • 抗凝固剤(ヘパリン・アスピリン等)使用中
3)分娩時のBMIが35以上の場合
4)硬膜外麻酔を行う部位に感染がある場合
5)無痛分娩に対する理解や協力が得られない場合